立夏

 立夏は、二十四節気の第7節目です。夏の気配が立ち上がってきたような時期、という意味で「立夏」と言います。立夏は春分と夏至のちょうど中間です。5月に入り、少し夏めいてきた頃のことです。2021年の立夏は5月5日です。また、5月5日から次の二十四節気の次の第8節、小満の5月21日までの15日間ぐらいを指します。

 二十四節気の立夏である新暦の5月5日頃は花盛り。藤は5月に淡紫色の房状の花を咲かせます。藤棚にそって薄紫のカーテンのようになっている様はとても美しいです。年によっては気温で4月中に開花することがあります。藤の花といえば、あしかがフラワーパークの夜の藤の花が非常に美しかったですね。コロナ禍で観覧できるかどうかわかりませんが、多くの人が訪れる藤の花のスポットとして印象深く、おすすめです。観光スポットに行けなくてもツツジは公道などの植え込みに植えてあるものから草原などで生えているものまで種類がたくさんあるので、いろいろなところで毎年、目を癒してくれます。5月はつつじ祭りなどが各地で開催される季節です。

 食べ物ではいちごが本来、この時期に旬を迎えます。俳句の季語でもいちごは「夏」です。路地もののいちごは5月が旬ですが、現在、日本ではクリスマスケーキ需要により出荷のピークは12月となっています。いちご農家も出荷にあわせてハウス栽培するので、冬、1月頃がイメージ的にいちごの旬になっているのです。金目鯛の旬は12~2月と、産卵前の5~6月です。身に脂がのっているため、煮付けなどにしてもふっくらして美味しく食べることができます。

 夏の始まりの立夏は、こどもの日や連休などイベントも多い時期ですが、たけのこ狩りや富士祭、つつじ祭りなども開催される時期ですので、近郊に足を伸ばして初夏を感じにでかけるのも良いですね。ただし、コロナ禍で観覧できるかどうか、出かける前にネットや電話でチェックしてみてください。