乾田直播

左の写真はレーザーレベラー作業です。発光機を使い、田んぼを均平にします。通常、田んぼは耕起(土を掘り返したり反転させたりして耕すこと)、代搔き(水田に水を入れ、水の中で土を攪拌してコロイド状の泥とし、田面を均平にする作業)の後、田植えをしますが、乾田直播という技術があり、レーザーレベラーを使い、田んぼを均平にした後、直接播種をする方法もあります。この方法により、苗をつくる必要がなくなりますが、雨が降ると作業ができなくなるため天候に左右されます。田植えは雨が降ってもできるので、その点は良いです。

次に播種機ですが、コンビネーションでパワーハローという砕土機も一緒になっています。先ほどのレーザーレベラーで均平にした田んぼを整地砕土しながら播種をしていく機械ですので1台2役です。

次にトラクターの運転席からの画像になります。GPSガイダンスと自動操舵システムですので、無駄歩きをせず効率よく作業できる他、種や肥料がダブることなく均一に作業できます。また、ハンドルが自動で動きますので、オペレーターも楽ですね。