岩手県北上市の紹介

岩手県北上市は岩手県の南西部にあり、北上盆地においては中央に位置します。県庁所在地の盛岡市へは約45km、仙台市へは約138km、秋田市へは約107km、東京には約490kmです。地勢は、中央部に北上盆地が広がり、東部が北上山系の丘陵地、西部には奥羽山系の山々が連なります。平野部の東端を南流する北上川と市の中央部を東流する和賀川が合流し、田園地帯を潤しています。標高は平野部で約50~200m、東部丘陵地で約200~400mです。

北上市は、人口約9万人超を擁しており、県内では盛岡市、一関市、奥州市、花巻市に次いで5番目に人口の多い市です。県南広域振興圏に位置し、双子都市である花巻市とともに北上都市圏(北上・花巻都市圏)を形成しています。

もともと典型的な農業地域でしたが、比較的早い時期から企業誘致に努め始めました。東北自動車道、東北新幹線の整備に続き、秋田県横手盆地、そして秋田港へとつながる秋田自動車道が開通すると、東北道と秋田道の結節点として、岩手・秋田2県にまたがる流通の重要拠点の地位を獲得しています。

また、岩手県は北が旧南部藩領、南が旧伊達藩領という歴史に根差した南北で文化や言葉が違いますが、北上市は南部と伊達のボーダータウンで現在の北上南部工業団地のある相去までが旧伊達領で、和賀川の北からが旧南部領です。昔から南部・伊達双方の交流が密で共生もしてきたので北上の人々は開放的な気質で知られています。

 

(株)西部開発農産は、名前のとおり、北上市の西部(和賀町後藤)に位置し、奥羽山系が圃場の彼方に見えるところにあります。北上市の1月の降雪量の平均値は125センチで、同月の盛岡市の降雪量の約1.5倍、県南の一関市の約2倍です。また、8月の平均最低気温は20.2℃と一関(20.4℃)に次いで県内全地点で2番目に高いです。北上市は内陸性の気候ですが、西部は日本海側の気候の影響を受けやすく、隣接する西和賀町が豪雪地帯で有名なこともあり、冬の積雪量は比較的多く、夏は県内の北上盆地の中でも比較的暑いところです。一年を通してだけでなく一日の間でも寒暖差の大きい気候がおいしいお米をつくる土台となる自然条件となっています。

豪雪地帯の山間部の雪解け水も、農畜産物を育てる上で必要な水量をもたらすだけでなく、多くのミネラルを含んでおり、良い農畜産物を作る土台となります。広葉樹種の豊富な奥羽山脈の自然の森に降った雨が染み出されて川になり、そこから流れてきたミネラルなど栄養分の豊富な水が山間部のダムに溜まります。(株)西部開発農産では岩手県の豊かな山林の恵みを利用し、そのダムから直接、水を引いてきて地下水の水温管理を一定に保つことで良い農畜産物を育てるために使用しています。

北上市のイベント

北上みちのく芸能まつり

北上市は民族芸能の宝庫といわれ、伝承活動をしている民族芸能団体数は日本有数です。毎年8月の第1金曜日から3日間開催される「北上・みちのく芸能まつり」は日本の民俗芸能を代表する「鬼剣舞」「鹿踊」をはじめ「田植踊」「神楽」「念仏踊」など100余団体が一堂に会し楽しい雰囲気のなかで芸能を伝承するという他県には見られない民俗芸能の代表的な祭典です。2日目には北上駅前の大通りで民族芸能公演が行われ、フィナーレを飾る「鬼剣舞大群舞」では、かがり火を灯して200人の踊り手が一斉に演目を披露します。かがり火に浮かぶ鬼剣舞は、一層激しく荘厳さを増し、その光景は圧巻です。最も人気のある「鬼剣舞」は、いかめしい鬼(仏の化身)の面をつけた踊り手が勇壮に舞うもので、厳しい気候風土で生きる北国農民の苦しみや悲しみ、怒りや喜びあるいは切実な祈りが込められた、北上地方に古くから伝わる伝統芸能です。群舞の華やかさや躍動的な勇壮さのほかに、腰をおろし大地をしっかり踏み鎮めて踊る姿は、見る人を酔わせ魅了します。鬼剣舞は二つの要素をもつ舞踊で、念仏によって人を救うこと(衆生済度)、ヘンバイ(修験道や陰陽道の呪術で足踏み)によって大地の悪霊を退散させることを目指しています。また、同時に開催される360年の伝統ある「トロッコ流し」と花火大会は夏の風物詩として郷愁を誘います。

鬼剣舞の由来

鬼剣舞は、由来伝承では今から千二百八十余年前に始まるとされています。岩崎鬼剣舞の享保17年(1732年)などの剣舞由来録によると、大宝年間(701~704年)修験山伏の祖・役行者小角(おづぬ)が、行者念仏の大功徳で病疫難・剣難を除き、天下泰平・五穀豊穣・万民如意繁栄をもたらすことを願って、大和国の吉野川上流で水垢離(みずごり)をとり、大峰山上で苦行し、その万願の七夕の夕暮れに踊った「念仏踊り」に始まるといいます。また、大同年間(806~810年)には出羽国羽黒山で舞われ、その修験山伏によって広められ、康平年間(1058~1065年)には安倍貞任・正任がこの踊りを好んで領内に推奨したそうです。その後、延文5年(1360年)には岩崎城主岩崎弥十郎が主君の和賀政義を招き、城内で剣舞を踊らせたところ、政義は大いに喜び、家紋の一つ「笹リンドウ」(和賀氏は源氏)の使用を許可したといいます。秘伝書にはこのように記されていますが、中世の「念仏踊り」を基本としながら、近世初頭から中期にかけて、現行に近い芸能が出来上がっていったものと思われます。現在、北上和賀地方には岩崎鬼剣舞を始祖とし、岩崎系と滑田系の13の踊り組が伝承されています。

内容と演目

鬼剣舞は、北上地方の農民が伝承する東北を代表とする民俗芸能です。勇壮で激しく、厳粛で穏やかな所作の中にも、素朴さとたくましさを持っています。正式には、盆の精霊供養のために踊る風流念仏踊りの一種で「念仏剣舞」ですが、威嚇的な仮面をつけて踊るところから、「鬼剣舞」と呼ばれています。

(1)念仏によって人々を救うこと(衆生済度)

(2)ヘンバイ(反閇、修験道や陰陽道の呪術で足踏)によって大地の悪霊を退散させること

を目指しています。

演目には、一番庭(礼舞)・二番庭・三番庭・一人加護・二人加護・八人加護・宙返り・カニむくり・膳舞など18種目があります。踊手は8人1組を基本として、演目によって1~4人でも踊ります。悪魔祓いの弓取りや念仏供養、新築祝いや年祝いなどの儀礼も行います。


北上市のレジャー・観光

鬼の館

岩手の名の由来に鬼が関係しているのをご存知ですか?盛岡の三ツ石神社にある「鬼の手形」伝説、盛岡が「不来方(こずかた)」と呼ばれているのも、鬼が「二度と姿を見せない」と約束したことが由来。ちなみにさんさ踊りも、鬼が退散して喜んだ人々が神様に感謝して三ツ石の周りで踊ったからとされています。北上市立鬼の館は、「鬼」とはなにか、「鬼」をめぐる様々なことがらを集めたテーマ博物館です。また、北上市内に伝承される「鬼剣舞」を中心に民俗芸能の定期公演も開催しています。鬼との関わりの深い岩手に来たらぜひ訪問してみてください。JR北上駅から車で20分。

夏油高原スキー場

豪雪地帯で有名な夏油にある高原スキー場は日本屈指の積雪を誇るスノーリゾートで春も雪が豊富です。初級から上級までさまざまなコースを整備するスキー場ですのでどなたでも楽しめます。ゲレンデ直結の宿泊所や展望露天風呂を完備しており、天然温泉の夏油高原温泉「兎森の湯」は大自然と北上市を一望できる展望サウナとして最高のロケーションにあり、内湯も大きく、ゆったりとくつろげます。スキー場はナイター営業も行っています。他の宿泊として近くに入畑温泉もあります。

JR北上駅より車で50分、駅から無料シャトルバスあり

北上市立公園展勝地

悠然と流れる北上川の河畔にある北上展勝地は、東北有数の桜の名所として知られ、「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」に数えられています。珊瑚橋から2キロにわたる桜並木の他にも、約150種の様々な桜が、展勝地公園内293haに1万本あると言われ、4月中旬ごろに咲き始めるソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで美しさを競います。隣接する展勝地レストハウスでは当社の蕎麦を使用しためん類など地元の食材を活かしたお食事、旬の生鮮食品販売、地元の工芸やお土産物もお買い求めいただけます。桜の季節以外にも夏はひまわりが約300メートルに渡って咲き誇るなど様々なイベントや企画を随時行っており、北上市のランドマーク的な場所となっています。JR北上駅から徒歩10分

北上市の温泉

瀬美温泉

夏油高原温泉郷 瀬美温泉は化粧水のようなとろみ美人の湯と3種の100%源泉として知られており、四季の恵みを愉しむ温泉宿です。1日限定3室 露店or半露天付源泉100%かけ流し客室あり。宿泊者限定の無料貸切風呂もあります。

全館Wi-Fi完備。北上駅から無料送迎バスあり。

瀬峯坂温泉

夏油川のせせらぎとくつろぎと憩いの湯として知られています。日帰り温泉として有名で低料金で楽しめます。健康増進の湯です。家族風呂もあります。宴会もできます。食堂があり、ランチも楽しめます。

夏油温泉

レトロな昭和の雰囲気が漂う温泉施設です。露天風呂は渓流沿いにあるので外を歩いていきます。脱衣場も外にあるのでそこで着替えてから渓流を歩いてお風呂に入りに行く感じです。夏油への道路は舗装されていますが、最後の5kmは曲がりくねった細い道ですので運転に自信のない方は北上駅からの送迎車をおすすめします。

北上市の食事

せいぶ農産発 焼肉DINING まるぎゅう

日本最大級の農業生産法人 西部開発農産は北上市にあり、自社生産の農畜産物を美味しい料理にして提供する地産地消型直営店を地元にオープンしました。黒毛和牛の「きたかみ牛」は肉質日本一に輝いたこともある、肉質4等級以上の高級黒毛和牛で、東京では高い評価を得ていますが、生産者直営店だからこそ可能な、相場よりリーズナブルな価格で提供しています。目指すのは何度食べても飽きの来ないほど美味しい、霜降りの和牛肉の味です。和牛のほか、米・小麦(冷麺やパンに使用)・蕎麦・味噌・野菜も自社産のものを使用しています。ランチメニューも豊富で牛の他、豚や鶏などもできるだけ地元産の食材を使用しています。

神楽屋

「きたかみ蕎麦」を食べるならここ!「鬼の館」の敷地内にあり、鬼の館を見学して立ち寄るのが良いです。北上市の農家が栽培した玄蕎麦、そば粉を100%使用し、北上市に関わりがある蕎麦打ち職人が打った2種類の手打ちそば(男性職人が打つ黒い粗挽き十割と、女性職人が打つ白い細挽き十割)を1つの器に盛り付けた蕎麦を「きたかみ蕎麦」と言います。粗挽き十割は殻入りの粗挽き粉で、粗挽きならではの香りと食感を楽しめます。岩塩で蕎麦の味と香りをストレートに楽しめます。細挽き十割は女性そば打ち職人が打った十割蕎麦で、殻を剥いた蕎麦の実を店内の石臼でゆっくり少量ずつ挽いた細挽き粉を使用しています。ここの天ぷらも美味しいです。

きたかみ味噌ラーメン

北上は、全国でも有数の味噌ラーメンの人気が高いところです。「きたかみ味噌ラーメン」は、弊社の味噌「わが味噌」を使用したスープのコクと、弊社の小麦「銀河のちから」を使用した、モチモチした麺の食感が楽しめます。「味噌家がんこ亭」さんでは、夏は「冷やし味噌ラーメン」、冬は「鍋焼きみそラーメン」と年中、季節に合った味噌ラーメンを提供しているので味噌ラーメン好きな人にはきっとご満足いただけます。

江釣子屋

ランチの刺身定食は限定なので何時間も前から行列ができるほど。内陸といって侮ることなかれ!ここの刺身類や海鮮料理は絶品です。ランチ限定の刺身定食は行列覚悟で気合を入れていく店です。不定休なのでお店に行く前に営業しているかどうかをチェックしてから行きましょう。

トロイカ

ロシア料理となっていますが、ここのおすすめは絶品のチーズケーキ!全国から注文があるベークド・チーズケーキとして有名です。一口食べれば納得できる美味しさです。こちらのお店も行く前に営業しているかどうかのチェックをしてから行きましょう。

北上市のお土産

洋菓子工房ケーキ屋Shimizu

アレルギーをもつオーナーシェフがアレルギー対応のケーキをつくる北上市内でも数少ないケーキ屋さんです。小麦粉使用のケーキもあります。また、地元の食材を積極的に採り入れたスイーツもつくっており、小麦使用、米粉使用の美味しいケーキや焼き菓子などがたくさんあります。弊社の小麦「銀河のちから」を使った食パンはおすすめです!弊社の「ひまわり味噌」を使った「味噌レーヌ」という焼き菓子もありますのでお土産にいかがでしょうか。こちらのオーナーシェフさんはアレルギー対応のケーキをつくるだけでなく、家庭でもつくれるアレルギー対応のお菓子作り教室も行ってくれますよ。

北上観光物産館アクセス

北上駅前にある北上観光物産館アクセスでは、市内外の特産品に限らず、岩手県を代表するお菓子、食品、工芸品、民芸品を豊富に扱っています。弊社のレトルトカレー「きたかみ牛すじカレー」や「ひとめぼれ麺」もここで買えます。

その他にもたくさんの魅力的なスポットがありますので、是非、訪れてみてください!北上の隣には西和賀町花巻市もあるので少し足を延ばせば、いろいろな場所を訪れることができますよ。