6月5日（木）「リアルタイム土壌センシング実演会」を開催しました！
最初にトヨタ自動車㈱様から現在開発中の土壌センシング装置についての説明をしていただきました。
これは土壌成分を見える化して「土づくりをスマート化」するシステムです。
トラクターで装置を牽引し光センサーを地中に潜らせて耕うんしながら約30項目の土壌成分を測定、測定後はＧＰＳ位置情報と合わせて解析し各種土壌成分値を算出、従来数週間から１カ月ほどかかっていた土壌分析が数日でできるようになります。
また圃場内各地点ごとに分析値を出すことができるようになり、土壌成分の過不足を踏まえた施肥により、作物の生育不良を未然に防ぎ収量の安定化につながるとのことです。
説明を聞いた後は圃場に移動して、装置を取り付けたトラクターを実際に走行させて実演を行いました。
その後、事業概要や装置の仕様説明、計測結果の紹介、質疑応答・意見交換などを行い終了しました。
たくさんの質問が出るなど、実用化に向けての期待が大きいと感じました。
